高度な速度理論 その2

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走破速度を数量化分析した結果では、内枠有利,外枠不利の結果は、一応出ていますが、数値的には僅かな差です。上がり速度とペース速度を分けて分析した結果では、明白な差を捉えています。従って、走破速度の分析値を基にした馬の能力推定は非常に甘くなっている事が分かると思います。次に、騎手の影響速度について考えて見ますと以下のグラフのようになります。走破速度を分析した結果では、武豊騎手、岡部騎手が上位に来て、一義的な数値となってしまい、下位にいる中館騎手や武士沢騎手には一方的に不利になってしまいますが、上がり速度とペース速度に分けて分析した結果を見ると、走破速度では下位の影響速度しか示さなかった騎手でもペース速度が非常に高い騎手がおり、距離あるいは、状況によって必ずしも不利にならず、多様性のある予想が可能になります。

高度な速度理論 その1

まず初めに、走破タイムより求めた基準速度あるいは基準タイムは競馬予想には必要無いと言う事です。但し、これは各馬の走破タイムと同時に上がりタイムがある場合ですが、走破タイムしか無い場合障害レースは上がりタイムのところにデータは有りますが、これは単にmの平均タイムが入っているだけで基本的には走破タイムの情報しか有りませんは、走破タイムから求めた基準速度ないし基準タイムしか得られないのでこれらを使うしかないのですが、中央競馬には幸い各馬の上がりタイム存在するので、こう言った結論になった訳です。具体的には、上がり基準速度とペース基準速度によってしか正確な馬の能力の推定は出来ないと言うことです。最近の競馬は昔と違ってスケールが小さくなって前半から真剣に走らず上がりタイムで勝負が決するちまちました競馬が多くなったと言われていますが、果たして昔と今とは競馬のスタイルが変わったのでしょうか。一般論として、競い合って優劣を決める競技の目的は何かと考えると、全ての競技は着順を争うのであって、決して絶対スピードを争う訳では有りません。従って、昔のレースでも上がり優位であったに違い無いと私は考えています。ただ、騎乗技術が進歩した事によりこう言った印象を持つに至ったのでは無いかと思います。私の理論は、一つには競馬をタイム指数から予想するのではなく、速度で予想する道を拓いたと考えていますが、二つ目は走破タイムから求めた基準速度をもとに競馬を予想するのでは無く、上がりタイムから求めた上がり基準速度とペース基準速度からしか正確な競馬予想は出来ないとする考え方の提案です。なお、上がり及びペース速度を使うからと言って、上がり補正速度とか○○馬とか但し書きのある結論が出る訳では無く、最終的には走破速度ないし走破タイムと言う形を取ります。即ち走破速度=f(上がり速度、ペース速度)より走破速度を求め、必要であれば走破タイムと形で予想に供します。それでは、何故、走破タイムから求めた基準速度に準拠する走破速度では正確な馬の能力の判定出来ないかですが(当然ながら、所謂スピード指数も役に立ちません)、それを端的に示しているのが、内枠有利,外枠不利の問題です。以下に馬番の影響分速のグラフを示しますので、それに従って説明します。

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新しい競馬予想理論

競馬予想のあたらしい理論体系を提案します。競馬は現在色々な面で行き詰まっています。問題は競馬の常識が異常に非科学的で遅れている事です。例えば血統論は文献考古学のレベルを脱していません。競馬の血統論はAMS(Accelerator Mass Spectrometry-加速器質量分析)に追いまくられている弥生時代の考古学、あるいは神の手が存在した日本の旧石器時代の学会騒動のまだ手前でありロジックとしては、現在の時代にそぐわないものになっていると考えます。競走馬にたいしては遺伝子工学的処置は認められていませんが、親子鑑定にDNA鑑定をもちいるに至っていますので、血統情報の高度化は出来うる限る進めるべきだと思います。品種改良に自然交配しか用いてはいけないとする矜持と遺伝子工学的手法によって調べうる情報を全て開示する姿勢は同時に存在しうると考えますので、現在の血統トンでも理論に終止符打つべき時代がきたのでは無いかと考えます。