競馬を秒等のタイムで考えるのでは無く、単位時間当たりの移動距離、即ち速度で考えて競馬予想する手法を言います。速度は具体的には時速(Km/hr)・分速(m/min)・秒(m/sec)で表しますが、競馬では分速(m/min)が分かり易いと思います。例えば、2000mを2分00秒0で走破した馬の分速 は1000m/minとなります。ところで、何故タイム・秒では無く速度(時速・分速)で競馬予想を行うのかですが、以下に、その理由を述べます。 一般論として、物事に順位をつける場合、基準になる数値と単位が必要になります。競馬予想の場合、最初に思いつくのが、タイムの単位である秒を用いて、基準となる数値はクラスと距離を特定した馬のタイムを単純平均して基準タイムを計算して、これより早いか遅いかを秒の単位で求めて馬の能力とする方法です。しかし、考えればすぐ分かると思いますが、1200mでの最高タイムと最低タイムの秒数差と2000mでのそれとでは、 2000mでの差の方が大きくなります。即ち、1200mにおける1秒の価値と2000mにおける1秒 の価値に違いある訳です。従って単純に基準タイムとのタイム(秒数)の差の大小で馬の能力を比較する事は出来ません。左上のグラフ1に示しますように2000mの方が分布の幅が広くなっているのが確認できると思います。データ1997年~1999年の全レースから採録しました。また、グラフ中の馬齢は1月1日変更の数え年になっています。

