記号の深層 騎手の深層心理?に迫ってみました。

今回は騎手の深層心理?に迫ってみたいと思います。予想が外れた場合に騎手の不手際のせいにする事があると思います。しかしながら本当のところはどうなのでしょうか? 騎手は人気をどのように捉えているのか、人気を裏切った騎手はその事を負い目に感じているのか等を考察してみました。最初に考えたのが人気馬に騎乗して惨敗した騎手は、次回その馬で汚名を濯ぐべく頑張る筈であり、逆に不人気馬に騎乗して勝ってしまった場合、その馬に続けて騎乗する時に気が緩むのではないかと言う事でした。

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でも実際のところは、この仮説は違うようです。上の棒グラフは前走人気着順が今走の速度にどのように影響するか調べたものです。単純に人気と着順を組み合わせたものを予想因子にすれば良いようですが、人気にしてしまうとオッズ1.0倍のダントツの1番人気もオッズ3~4倍のそこそこの1番人気も同列に扱う事になり、少々不合理なので人気の代わりにオッズの逆数の100倍して支持率に近似させたもの(1=1%以下から8=80%)を使用しました。結果の着順に関しては1着を1、2~4着2、5着以下を3として3分類を用いました。具体的には11は支持率1%以下で1着、83は支持率80%で5着以下を意味します。数量化の結果は強い馬がやはり次走も速いと言う常識的な結果で、とくに騎手の心理を反映した物ではないようです。即ち、勝利騎手インタビューなどのコメントとは裏腹に騎手は人気のプレッシャーを感じていないようです。

記号の騎手 ダートコースにおける各騎手の経年能力変化

コース取りの不利、道中両側を塞がれた、折り合いが着けられず、前半ハイペースになり最後ばてた、出遅れ等等。これらは敗因としてよく語られるます。また、競走馬が第一人称になることが多いですが、本当でしょうか?競走馬は位置取りあるいはコースの内外を考えて走るのでしょうか?馬は動物としては頭が良い方であることは確かですが、レースで起こる事を戦術あるいは戦略的に競走馬自身が考えて走っているとは思えません。レースでの出来事の大部分は馬の操縦者である騎手の特性によると考える方が合理的,論理的ではないでしょうか。そんな事を考慮に入れていただき,下のダートコースにおける各騎手の上がり速度、ペース速度を眺めて見れば面白いアイデアが浮かぶかも知れません。

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記号の騎手 芝コースにおける各騎手の経年能力変化

今年は騎手のパワーバランスに大きな変化が起きたとされます。即ち、武豊騎手の能力の絶対値と相対値の変化です。下のエクセルファイルは2004年前半~2007年前半までの芝コースで出走した全ての騎手の年毎の影響速度(Km/hr)です。考え方としては影響速度が大きい程、技量・能力・実力が上と考えて下さい。最終的な能力値は走破速度に対する影響速度で比較して頂くのが、妥当です。上がり速度とペース速度は騎手個々人の脚質を現しています。実は脚質は競走馬では無く騎手が持っています。

エクセルの簡単なでも無いかも知れない活用法を紹介します。今ここにA,B2頭の競走馬がいるとします。さらにA,Bともに2000mを2分で走りきる能力(60km/hr)を持っているとします。ここでA馬には2007年の武豊騎手が騎乗しますと走破影響速度が0.091Km/hrですので、A馬の速度は60.091Km/hrとなります。B馬には2007年の岩田康誠騎手が騎乗するとしますと走破影響速度が0.111km/hrですので、B馬の速度は60.111km/hrとなります。従って2000mのタイムはA馬が1分59秒82、B馬が1分59秒78となります。即ち、岩田康誠騎手が騎乗するB馬の方が0.04秒ほど先着します。具体的には”頭”差程度先着する事になります。

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