記号の騎手 ダートコースにおける各騎手の経年能力変化

コース取りの不利、道中両側を塞がれた、折り合いが着けられず、前半ハイペースになり最後ばてた、出遅れ等等。これらは敗因としてよく語られるます。また、競走馬が第一人称になることが多いですが、本当でしょうか?競走馬は位置取りあるいはコースの内外を考えて走るのでしょうか?馬は動物としては頭が良い方であることは確かですが、レースで起こる事を戦術あるいは戦略的に競走馬自身が考えて走っているとは思えません。レースでの出来事の大部分は馬の操縦者である騎手の特性によると考える方が合理的,論理的ではないでしょうか。そんな事を考慮に入れていただき,下のダートコースにおける各騎手の上がり速度、ペース速度を眺めて見れば面白いアイデアが浮かぶかも知れません。

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的中回収 2007年7月7日8日の的中回収表

下の表は2007年7月7日8日の的中率、回収率を纏めたものです。全場(72レース)の平均をトップに持ってきました。これにより全体としての状況が掴み易くなったと思います。

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記号の騎手 芝コースにおける各騎手の経年能力変化

今年は騎手のパワーバランスに大きな変化が起きたとされます。即ち、武豊騎手の能力の絶対値と相対値の変化です。下のエクセルファイルは2004年前半~2007年前半までの芝コースで出走した全ての騎手の年毎の影響速度(Km/hr)です。考え方としては影響速度が大きい程、技量・能力・実力が上と考えて下さい。最終的な能力値は走破速度に対する影響速度で比較して頂くのが、妥当です。上がり速度とペース速度は騎手個々人の脚質を現しています。実は脚質は競走馬では無く騎手が持っています。

エクセルの簡単なでも無いかも知れない活用法を紹介します。今ここにA,B2頭の競走馬がいるとします。さらにA,Bともに2000mを2分で走りきる能力(60km/hr)を持っているとします。ここでA馬には2007年の武豊騎手が騎乗しますと走破影響速度が0.091Km/hrですので、A馬の速度は60.091Km/hrとなります。B馬には2007年の岩田康誠騎手が騎乗するとしますと走破影響速度が0.111km/hrですので、B馬の速度は60.111km/hrとなります。従って2000mのタイムはA馬が1分59秒82、B馬が1分59秒78となります。即ち、岩田康誠騎手が騎乗するB馬の方が0.04秒ほど先着します。具体的には”頭”差程度先着する事になります。

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