タイム表記は日本では十分の一秒単位で行われます。タイム合計って何?の馬番1番のタイム2.01.3は2分1秒3と言う事になるのですが、馬は平均1秒間に16mも走りますので、0.1秒では1.6mになります。十分の一秒単位での表記では1.6mもの誤差出てしまい、結果として同タイム馬が多数生じてしまいます。そこでゴールライン上で時間にシンクロナイズした写真を撮り、精度的には千分の一秒単位くらいまで読み取りが可能になる訳です。ただ、ここまでの精度で表記しても分かり難いし、タイムとしても実測では無いので、写真上で読み取れる大体の目安として、ハナ、アタマなどと表記していると思います。
タイムとして大小関係を比較するには、百分の一秒、さらに千分の一秒の数値が必要になりますので、ハナ差、アタマ差を秒数に変換する必要があります。変換式は、例えばハナ差であれば3cm、即ち0.03mを16mで除したものが、ハナ差の秒数となります。即ち約千分の2秒、0.002秒となります。下の表は、この様にして求めた着差の秒数に分を秒に変換したタイムと足して千分の一秒まで求めたタイムを良い(小さい値)順番に並べたものです。表を見れば分かると思いますが、一番上に来た馬番(この場合8)の馬が1着であり、2番目に来た馬番(6)の馬が2着で有り、3番目に来た馬番(4)の馬が3着である訳です。
また、この表から自明な事になるのですが、馬連の組合せの数は15*16/2で120通りが有りますが、その全ての組合せの2頭のタイム(秒/着差)を足したものを良い(小さい値)順番に並び直せば、一番上に必ず6-8が来ます。これが馬連の当たり目になりますし、2頭のタイム(秒/着差)の良い方から並べると8→6となり、これが馬単の当たり目になります。同様に3連複の組合せ数は14*15*16/6で560通りが有りますが、その全ての組合せの3頭のタイム(秒/着差)を合計して、良い(小さい値)順番に並び直せば、一番上に必ず4-6-8が来ます。これが3連複の当たり目になりますし、この3頭をタイム(秒/着差)の良い順番に並べれば8→6→4となり、これが3連単(後半の4レースであれば)の当たり目になります。即ち、単勝、複勝、馬連、馬単、3連複、3連単はレース後の結果のタイム(秒/着差)ないしレース後の結果のタイム合計の最小値が当たり目になる訳です。
