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記号の血統   母の母の母の母の母の母の母の母

「FL20060612.LZH」をダウンロード 左のファイルは6月14日までに登録された牝馬の母の母の母の母の母のリストです。馬データには母の母の母までのデータがありますので、このリストとリンクすれば最大8代母の繁殖登録番号が得られます。

データ構造はファイル名(A、B、C)とする時、Aはリストされた頭数、約10万頭ですが、実際の頭数はdo while eofで捕捉して下さい。Bは0,1….11でゼロの母から始まり、1が母の母、2が母の母の母、3が母の母の母の母となり、一応12代母まで格納できるようにしました。Cは、0が繁殖登録番号、1が馬名、2が生年、3が産地、4が父繁殖登録番号、5が母繁殖登録番号です。データ区切りは”,”ですが、まずワードパッドなどでデータを眺めてからお使いください。

私は7代母の影響を現在調べています。ミトコンドリアに代表される核外遺伝子の影響を捉える事ができれば面白いですね。

なお、ファイルは圧縮されています。解凍後の大きさは約66MBとなります。

ちなみに、7代母でこの3年半に芝コースで出走履歴のある子孫が最も多いのが、1927年生まれの第弐フロリスト、2番目が1926年生まれのLa Troienne、3番目が1919年生まれのフロリストになります。多いと言っても、全体の1%程度です。8代母では3番目に多かったフロリストが1番になり、全体の約2%をしめます。また、フロリストは明治40年の小岩井牧場の基礎輸入牝馬 フロリースカップに繋がるのも面白いですし、近年種牡馬として注目を浴びているスペシャルウイークの母系であるのも興味を引きます。

ただ、今回の分析は、あくまでも7代母に限定したものです。核外遺伝子は母からしか伝わらないものとしているため、本来であれば世代に関係なく分析する必要があります。具体的には8代母にフロリストを持つ子孫と7代母にフロリストを持つ子孫ならびに他の代母のフロリストの子孫を同一に扱う事が必要ですが、ロジックと計算時間を考える一寸大変なので、これからの課題とします。

これからのロジックの考察です。先ず第一にしなければならないのは基礎牝馬の抽出です。思い入れで決めてしまうのも一法ですが、科学的とは言えませんね。例えば、今回アップした牝馬で1985年以後の生年の馬の1代母から5代母までで出現頻度の高い馬を基礎牝馬とする等は一案と思います。何れにしても現役馬の1代から8代母をサーチするにはマスターのマージ等ハードルは高そうです。

記号の賞金   非減算と減算

非減算データと減算データが具体的にどのようなものかですが、どんな競馬データベースでも宜しいですが、例えば、2006年6月4日の安田記念(G1)の出馬表を開き、アサクサデンエンをクリックして過去走も合わせて見て下さい。今日(6月22日)の時点では結果が出ていますので過去走は安田記念、ドバイDF、香港マイルと多くのデータベースではなっています。しかし、考えて見れば安田記念の出馬表が欲しかったはずですので、過去走はドバイDF、香港マイルとなっていた方が良い訳ですが、そうはなっていません。従って、この状態で表示されるのを非減算データと呼びます。一方前走が2006年3月25日ドバイDF、前々走が205年12月11日香港マイルになっていれば減算データとなる訳です。

ところで、完全と不完全とは何かですが、例えば前年2005年6月5日の安田記念(G1)のアサクサデンエンをクリックするとします。完全減算ですと馬齢は7歳から6歳に、藤田伸二騎手の年齢も34歳から33歳になど、全てのパラメータが減算される状態を指すわけです。目指したのは完全減算でしたが、前述しましたように収得賞金減算ゼロを達成出来ませんでしたので、残念ながら私のデータベースも不完全減算データベースです。

記号の賞金   減算データベース

賞金について少し考察したいと思います。ここでは、競馬の賞金システムについて詳しくふれませんが、競馬データの中での賞金システムについて解説したいと思います。賞金には3種類あります。即ち、本賞金、付加賞金と収得賞金です。この内、本賞金と付加賞金には、各競走馬には累計金額と都度レースにおける金額の両方が有ります。従って累計金額を減算して過去の過去走の累計金額を自由に再構築できますが、収得金額に関しては累計収得金額のみ存在しており、都度レース情報には存在しません。その代わり本賞金からの変換ルールあるいは収得賞金の取り扱いルールが存在しています。

今回の”平成18年度夏季競馬開始時点から4歳以上の全ての馬について、その時点の収得賞金2分の1の額を新しい収得賞金にする”と言うのもその一つであり、過去にも、その時代を反映する変換ルールが存在しています。従って、過去走の減算累計収得金額を得る為には”本賞金からの変換ルール”あるいは”収得賞金の取り扱いルール”をプログラム化しなければなりません。

ところで、表題の減算データベースとは何かですが、例えば、過去のある時点まで視点を戻した場合、その時点より過去のデータは存在するが、その時点より先のデータは存在しないデータベースと言う意味です。そして私が今まで作成し、目指していたたデータベースは完全減算データベースです。完全減算データベースとは、競馬の場合、何かですが、それは過去の出馬表を完全に再構築できるデータベースを意味します。

競馬のデータベースソフトには3種類あると思います。第1は非減算データベースで、これは一番多いと思います。第2は不完全減算データベース。第3が完全減算データベースですが、今のところ存在していないと感じています。

前世紀末、完全減算データベースの作成に挑戦していて最後に残ったのが収得賞金でした。累計収得賞金を色々なルールでプログラム化して減算を行ってもゼロになってくれなかった訳です。減算がゼロにならないのはどうも本賞金から収得賞金への算入ルールに明文化されていないものがあったようです。具体的には地方競馬と中央競馬の間に明文化されないルールが存在しているようです。結局、収得賞金の減算ゼロ達成は諦め、考え方を改めました。

当時も今もそうですが、クラスの概念を使用しない、あるいはクラスは直接には馬の能力には関係しないと考えていましたので、収得賞金の替わりに本賞金を直接使えば良い事に気が付いた訳です。

クラスの定義(振り分け)は馬齢と収得賞金によって行われます。しかし、競馬データ上は実は一般的に使われて500万クラスとか名称は有りません。存在しているのは最若年条件、2歳条件、3歳条件、4歳条件、5歳以上条件と競走条件コード(収得金額を100万円単位並びにオープン、未勝利、未出走、新馬を区別するコード番号)の2つだけです。また、面白い事に今回の変更によっても変更が無い事です。この部分のデータ構造は変化が無い訳です。即ち、構造は変化せず、データ(コード番号の入る位置が変更)のみが変更される訳です。