
上は2006年4月23日京都10R橘スーテークスと11Rアンタレスステークス(G3)の結果詳細です。橘ステークスは1着セレスダイナミック予想順位2位(14番人気)、2着ウインレジェンド予順1位(1番人気)、3着ナンヨーノサガ予順3位(4番人気)、4着エイシンアモーレ予順4位(2番人気)で決まり、アンタレスステークスは1着ヒフティーワナー予想順位2位(2番人気)、2着ヒシアトラス予順1位(1番人気)、3着サカラート予順3位(3番人気)、4着フィールドルージュ予順4位(7番人気)で決まりました。速度理論と数量化理論による予想内容は両レースとも同じで準パーフェクト(1着から4着までが予順1位から4位に入っており、順番は1着2着が入れ替わっただけ)でした。しかし、大きく違うところが有ります。それは配当です。3連単は両レースともに3点目(本線1第3順)で的中していますが、アンタレスSでは5240円、橘Sでは370790円でした。配当の差は実に71倍あります。
万馬券の1種類目は、偶然性、ランダムネスによるものです。この場合、当然理屈によっては取る事はできませんが、低人気馬を組み合わせて網を張っておけば引っ掛ける事はできます。ただ、どのレースが荒れるのか事前に判りませんので、本命サイドと穴サイドを両方買う必要があります。従って、回収率は望めません。2種類目はオッズを形成する予想が的外れである場合です。的外れと言う事は、的を正確に捉える理屈が存在する事を意味します。
一般に競馬予想の目標にされるのは、どの競走馬が勝つ確率高いのかとか、馬券術としてオッズを如何に上手く処理して回収率を上げるのかとか、さらには投資の手段としてどうなのかを工夫する事と考えられているようです。一方”競馬の記号学”の背景にある考え方は、前述の工夫する事とは無関係です。基本的には、馬番の記号としての能力をより科学的に正確に求めるにはどうすれば良いかだけを考えています。
さらに、71倍の配当の差は、速度理論と数量化理論が真の記号としての馬番の能力を捉えつつある証ではないかとも考えています。ところで現在、第3の万馬券の種類を考えています。その3番目とはカオスです。先日の皐月賞はカオスが原因で万馬券が出現したとも思います。カオスは偶然あるいはランダムネスとは違います。予測の範囲に入って来ます。
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