昭和53年(1978年)の競馬予想プログラム その3

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回帰式の処理に用いる正規方程式の解法にはガウスジョルダン法を用いており..中略…。 何故このような事をを書くかといいますと、これに少し手を加えればデータ解析に非常に有力な手段となる多変量解析が可能になるからです。たとえば競馬を予想する場合の各因子の重みが客観的に付けられますし、これができれば予想の正確度は飛躍的に上がるでしょう。やる気のある方は挑戦してみてください。私も最終的には多変量解析群をサブルーチンに持ったプログラムを考えていますが、現在のメモリ容量では足りないようですし、また、仮にできたとしても扱うデータ数が1レース数千から1万のオーダーに近づくでしょうから、とても個人の労力では間に合わないでしょう。(予想結果が出たころにはレースが終わってしまう)また、大型コンピュータにはこのプログラムのライブラリがありますので試されるのも良いでしょう。しかし大型をこのような遊びに使うのは気が引けますし、マイコンをホビーとする者には邪道かもしれませんネ!つづく..

昭和53年(1978年)の競馬予想プログラム その2

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上は競馬予想プログラムの1ページ目です。著者を消してありますが,その理由は後ほど。画像では読みにくいところも有りますので、こちらに要点を書き写します。 –マイコンを楽しむにはテレビディスプレイでゲームをするのが一番手っ取り早く、それはそれで面白いのですが、安物のガムみたいですぐに味がなくなってしまいます。また一通りBASICが使える機種となれば相当高価な買い物となりますし,ゲームだけに使っていたのではいかにももったいない気がします。それならばビジネスに使えば良いと言うことになりますが、それも夢のない話です。そこで思いつくのがギャンブルへの応用です。計算機の発生とギャンブルとのかかわり合いは深く、300年前パスカルは賭けに勝つために計算機を考えたそうですし、イギリスのバベージもやはり「エンジン」という今の電子計算機の元祖に当たるものを設計しようしたと言われています。しかし不思議に思うのですが、マイコンが世間の話題になってからおよそ2年が過ぎようしBASICプログラム集が出版されているのに、ギャンブルに応用したものが一向に現れてこないのはどうしたことでしょうか?前置きはさておき、マイコン応用の俎上に乗るギャンブルは何と言ってもデータ豊富な競馬になります。今回私が紹介しますのは勝馬推理プログラムです。-中略-使用している回帰式は対数型2次多項式です。処理の第一段階は幻の標準馬のデータ回帰します。次に各馬のデータを前回タイムに重点をおいて回帰し、各距離ごとのタイムを算出します。なお、芝、ダートなどの条件で補正されたものも出力されますが、これは生のデータを処理したものよりも正確度が高いようす。 –以上の中で注目すべきは距離とタイムとの関係を直線ではなく非線形としている点でタイム分布を左右対称とはなっていないとしている事と27年前に既に幻の標準馬を想定している事です。つづく…

昭和53年(1978年)の競馬予想プログラム その1

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上の月刊雑誌のトップにある特集”BASICに挑戦する!競馬新聞不要的中率100%?!競馬予想プログラム”のタイトルも気になりますが、驚くべきは表紙右下にある年号です。1978年8月、実に今から27年前です。その頃は、まだパソコンと言う名前も存在していない時代です。また、現在巷間に溢れているタイム理論の元と成った米国のタイム理論が紹介されるより遥か前です。そんな時代の競馬予想の理論とは何か非常に興味がありますね。今回よりこの話題について触れます。