数量化理論により背景を全て消去できるとしましたが、これを言い換えると馬の能力=速度=そのときの距離とタイム=>速度を色々な要素(騎手、調教師、種牡馬、走破距離、天候、馬場状態、開催場所等)の影響速度に分解できる事を意味しています。個々要素の影響速度は、別の要素からの影響が消去されており、例えば、距離の影響速度は競走馬への距離のみの影響度を表しています。別の表現をすれば開催場所あるいは開催時期に無関係な幻の標準馬の各距離における走破速度が求められる事になります。上のグラフは各距離における基準(標準)速度を表していますが、同時に減量騎手の影響も加味しています。グラフからはペース速度は距離が伸びるのに比例して低下するが、上がり速度は1400m以上では略一定しているのが判ります。減量については短距離では効果が有りそうです。なお、データは1999年1月~2002年10月までの全中央レースから得ました。


