薬と書くと、ドーピングとか不正薬物を使った八百長競馬を連想してしまうかも知れませんが、まじめなお話です。最近新聞などの全面を使って”治験に参加しませんか”と言う告知を見る事があると思います。治験とは新しく開発された薬が本当に病気に効くかどうか確かめるための臨床試験の事です。薬が効くかどうかは最終的に人の命に関わってきますので、非常に厳密に行わなければいけません。治験には3つのキーワードがあります。1番目は”二重盲検法(double blind)、2番目はプラセボ(偽薬)、3番目は割付(無作為割付など)です。まず2番目に上げたプラセボ(にせ薬)ですが、病は気からと言うように病で苦しんでいる患者さんにとっては、お医者さんからよく効く薬ですと言われて薬を渡されて飲めば、本来効かない薬(偽薬)でも効いてしまいます。これをプラセボ効果(にせ薬効果)と言って薬効を評価する場合、非常に厄介なものです。本当の薬効を確認するためには、この効果を消去する必要があります。そこで考え出された方法が1番目の二重盲検法です。

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