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血統論がトンでもな理由

現在の競馬の血統理論がトンデモな理由は”血液型性格判定”のトンデモに通じると事があります。まず、基礎的な事として遺伝する形質には2種類あります。一つ目は血液型に代表される質的形質です。血液型は赤血球表面の糖鎖の違い或いは有る無しの違いであり、この違いは有る遺伝子座の塩基の配列によって一義的定まりメンデルの法則に忠実に従うものです。一方,人の身長、体重あるいは乳牛の乳量、豚の肥育増加量などは量的形質と呼ばれ、質的形質のように一遺伝子座(塩基配列)が一質的形質(例えば血液型のA型)を決定するのでは無く、複数(2,3以上)の遺伝子座が相互に関係して、さらに環境の影響も加わり非常に複雑な形質発現が起こります。この場合、有用な情報を得るには非常に難解な遺伝統計学による解析が必要であります。ここまでで、察しがつかれる方もいるかもしれませんが、人間の性格も競走馬の能力も量的形質であり血液型のような質的形質ではないと言う事です。即ち、人間の性格も競走馬の能力も量的形質であり質的形質と同様な考え方援用するのは科学の常識からナンセンスな事なのです。

予想精度と買い方

馬券の買い方には、流しとかボックスとか色々な形が有りますが、何故このような買い方あるのかの理屈を考えるとなかなか難しいものが有ります。そこで一つの考え方として予想即ち予測の精度を次の3つに区分して見ました。

1.馬(実際には馬番という記号)の能力を大まかに2つないし3つのグループに別ける程度の精度しかないと考える。

2.馬の能力の順位付けが出来るが具体的なタイム差(イメージ的タイム差は想定している場合もある)までは分からない。

3.レースにおける各馬のタイムが推定されている。即ち1着と2着の差が
首差なのか1馬身差なのかの区別できる程の精度に期待が出来る。

即ち、1.がボックス買いに対応、2.が◎、○、▲、等の印に対応、3.が数量化によるタイム予想に対応すると考えます。