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予想詳細の見方(2)

それでは上の段の合成タイムから説明しますと、まず何故合成と名付けているかです。前述のようにタイムから変換した速度を上がり速度とペース速度に分割し、独立に分析していますので、走破(合成)タイムを求める時の二つの速度を結合させる操作を合成と言う言葉で表しました。また、これは後述する推定タイムと区別する為でも有ります。合成タイムは、それ自身(新馬では推定タイムと使われます)で意味がありますが、最終結論である推定タイムに切れ並びに安定性で譲ります。それより走破タイムを切り分けた上がりタイムとペースタイム、特に上がり3Fタイム予想がより重要です。レースは通常3つの段階に分けると理解し易いと思います。第一段階はスタート、この段階では全ての騎手は一途に無事ゲートを離れる事のみ考えており、その後の位置取り展開などは頭の中には無いと思います。結果論として無事(不首尾もある)スタートが切れたら、位置取り等を考える脳に切り替えて、馬を如何にゴール前の再スタート地点での理想の状態を得る為に馬をコントロールしている第二段階に入るものと考えます。そして最後の第三段階のゴール前にいたる訳です。

予想詳細の見方(1)

予想の見方は非常に単純です。各馬番に推定タイムが出されていますので、これを頼りに良いタイムの馬番から順番に買い目を構築するだけです。今回のダービーではディープインパクトが少し抜き出ているので、ボックスより流し目で構築する事になると思います。予想は買い目と言う単純な形で提供していますが、実際には膨大なバックデータを処理しています。また、そのデータ構造は数量化1類と言う数学的処理によって算出されたもので、基礎データ分析から最終的な買い目算出まで全くアナログ的な思考は入っていません。従いまして、基礎データ分析から得られた、今まで詳しく開示していなかった個々のレースの分析値はそれなりに有用な情報を持っている訳です。今後、何回になるかは分かりませんが、実際のレース予想を使って解説したいと思います。分析対象は基本的にはタイムですが、そのまま使うのでは無く速度(時速、分速など)に変換しています。また速度も後半3F(上がり)とスタートからゴール前600m(3F)までの速度(ペース)に分割して、その各々を独立に分析しています。つづく…..

競馬を予測するとは

競馬の予想の対象は競走馬の予想対象レースにおける各競走馬の能力であると一般には考えられていると思います。しかしながら、これば間違っています。正確には予想対象レースにおける馬番と言う記号の能力を求めなければなりません。競争馬の能力は記号としての馬番の能力の構成要素の一つに過ぎません。これ以外にも騎手,調教師、父馬、母馬などの構成要素の能力が加減されたもので、さらにある競馬場であるコースである距離である馬番である事自体が能力を規定している事も重要であると認識しなければいけません。