それでは上の段の合成タイムから説明しますと、まず何故合成と名付けているかです。前述のようにタイムから変換した速度を上がり速度とペース速度に分割し、独立に分析していますので、走破(合成)タイムを求める時の二つの速度を結合させる操作を合成と言う言葉で表しました。また、これは後述する推定タイムと区別する為でも有ります。合成タイムは、それ自身(新馬では推定タイムと使われます)で意味がありますが、最終結論である推定タイムに切れ並びに安定性で譲ります。それより走破タイムを切り分けた上がりタイムとペースタイム、特に上がり3Fタイム予想がより重要です。レースは通常3つの段階に分けると理解し易いと思います。第一段階はスタート、この段階では全ての騎手は一途に無事ゲートを離れる事のみ考えており、その後の位置取り展開などは頭の中には無いと思います。結果論として無事(不首尾もある)スタートが切れたら、位置取り等を考える脳に切り替えて、馬を如何にゴール前の再スタート地点での理想の状態を得る為に馬をコントロールしている第二段階に入るものと考えます。そして最後の第三段階のゴール前にいたる訳です。

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