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平均能力値の落し穴

現行バージョンは前走の能力速度を平均して各馬の評価をしていますが、例えば能力を5段階評価して次のような2頭がいた場合、

前1走 前2走 前3走 平均
A: 5   5   1  3.67
B: 4   4   4  4.00

平均能力からすればB馬の方が能力は上と判定されますが、A馬の前3走の1と言うのは異常値(何かトラブルがあって)のように考えられますのでA馬の方が能力は上であるとした方が本当のようです。しかし、1を異常値として省く根拠はこの数字からだけでは得られません。そこで1を異常値扱いせずにA馬の方が強いとできる方法が無いか考えたました。即ちAとBの架空のマッチレースをソフトで作りその勝敗で判定する訳です。この場合、架空のマッチレースは9回組めるわけですが、その勝ち負けはA馬が6勝3敗(勝率67%)、B馬が3勝6敗(勝率33%)となり
A馬の方がかなり強いと判定できます。これが新バージョンの時系列能力値の処理法です。

新バージョン調教中

やっと新バージョンが出来上がり、調教と言うか検証中です。現行バージョンは今年に入ってメインで万馬券2本と97.5倍の単勝など的中し、非常に鋭いところを持っており、新バージョンもこの特長を受け継いでいるか調べているところです。予想ロジックの改良は、非常に難しいです。例えば万馬券が数回連続して当たれば、当たらなかったロジックより優れていると考え、ロジックを変更した後、万馬券も今まで当たっていた好配当も全く的中しなくなる事は、”まま”あるよりも頻繁に経験します。ロジックの改良は”経験”とか”感”にたよる事が多いと思いますが、これらは残念ながら改良を担保できるものでは有りません。究極はやはり”正しい理論あるいは推論”を構築する必要が有ります。新バージョンが改良である担保は2点あります。第一は牡と牝の分離、第二は前走の時系列データの処理法です。ただ、実際は現実のレースを予想して見ないと、はっきりした結論は出ませんので、今しばらく調教を続ける予定です。過去のレースの再予想では明確な差は出ていますが。