Archives

プログラムの説明の説明

プログラムの説明の中で注目すべきは距離とタイムの関係において対数型2次多項式を使っていることです。速度理論の解説の中で指摘しているこの発表のずっと後に普及した指数理論の問題点の基準のタイム回りの左右非対称を対数変換で巧みに回避している点です。従って、驚くべき事に「速度理論と数量化」と略等価の予想ロジックの概念が23年前に完成していた事になります。因みに掲載雑誌はI/Oの1978年8月号です。

プログラムの説明

クイズの答えは、実に23年前の昭和53年(1978年)に発表されたものです。続けて文章を引用しますと…….

使用している回帰式は対数型2次多項式です。処理の第一段階は幻の標準馬のデータ回帰します。次に各馬のデータを前回タイムに重点をおいて回帰し、各距離ごとのタイムを算出します。なお、芝、ダートなどの条件で補正されたものも出力されますが、これは生のデータを処理したものよりも正確度が高いようです。

回帰式の処理に用いる正規方程式の解法にはガウスジョルダン法を用いており..中略…。 何故このような事をを書くかといいますと、これに少し手を加えればデータ解析に非常に有力な手段となる多変量解析が可能になるからです。たとえば競馬を予想する場合の各因子の重みが客観的に付けられますし、これができれば予想の正確度は飛躍的に上がるでしょう。やる気のある方は挑戦してみてください。

私も最終的には多変量解析群をサブルーチンに持ったプログラムを考えていますが、現在のメモリ容量では足りないようですし、また、仮にできたとしても扱うデータ数が1レース数千から1万のオーダーに近づくでしょうから、とても個人の労力では間に合わないでしょう。(予想結果が出たころにはレースが終わってしまう)また、大型コンピュータにはこのプログラムのライブラリがありますので試されるのも良いでしょう。しかし大型をこのような遊びに使うのは気が引けますし、マイコンをホビーとする者には邪道かもしれませんネ!

勝馬推理

マイコンを楽しむにはテレビディスプレイでゲームをするのが一番手っ取り早く、それはそれで面白いのですが、安物のガムみたいですぐに味がなくなってしまいます。また一通りBASICが使える機種となれば相当高価な買い物となりますし,ゲームだけに使っていたのではいかにももったいない気がします。それならばビジネスに使えば良いと言うことになりますが、それも夢のない話です。

そこで思いつくのがギャンブルへの応用です。計算機の発生とギャンブルとのかかわり合いは深く、300年前パスカルは賭けに勝つために計算機を考えたそうですし、イギリスのバベージもやはり「エンジン」という今の電子計算機の元祖に当たるものを設計しようしたと言われています。

しかし不思議に思うのですが、マイコンが世間の話題になってからおよそ2年が過ぎようしBASICプログラム集が出版されているのに、ギャンブルに応用したものが一向に現れてこないのはどうしたことでしょうか?

前置きはさておき、マイコン応用の俎上に乗るギャンブルは何と言ってもデータ豊富な競馬になります。今回私が紹介しますのは勝馬推理プログラムです。

——-これは多分日本で最初に発表された競馬予想プラグラムの冒頭の文章です。クイズです何年前でしょう。