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血統数量化理論

多分大部分の方は私の理論をタイム理論に分類されているかと思います。しかし、よく見て頂くと全くの初出走馬しかいない新馬戦や未出走戦を予想し、しかも水準以上の結果を得ています。過去の戦歴の無い馬の能力の差別化が出来ると言う事は、裏を返せばタイムを直接使っていない事を意味します。それならば何を元にしているかと言う事になります。賞金関係は戦歴が無いので使えませんし、ローテーション等も存在しませんので、馬が個別に持っている因子、馬体重、ハンデ(通常ハンデ差は有りませんので事実上使えない)等になりますが、個々の馬を差別化出来る程変動差は有りません。つまるところ血統を数量化したもので個々の馬の能力を差別化している訳です。現在,予想に使用しているパラメータの総カテゴリー数は約1万程ですが、この内血統に関するパラメータの総カテゴリーは約3000強有り、タイム系の総カテゴリーの5倍になります。従って、私の理論をより的確に表現する言葉を探せば”血統数量化理論”の方が適切かなと考えています。

新潟の芝直線1000mの基準速度の補足説明

基準速度のカテゴリーの説明をした手前、もう少し補足説明をします。芝は生き物であるので、物理的障害に弱く、条件によって速度が大きく違ってきます。この現象については別因子で処理しています。細かい数値は省きますが、まず第一は開催日次です。連続開催でない開催初日が最もタイムが良く、二日目はズドンと落ちます。その後は芝の回復力とレースで物理的な傷み度合いの競走でタイムはなだらかに落ちていきます。また、芝は冬枯れを起こす品種もありますので、秋冬シーズンはどちらかと言えばダートに近いパターンを示し,極端なタイム悪化はしなくなります。但し、絶対値は春夏シーズンに比べ落ちます。また1日内で見れば、第一レースがタイムが最も良く、2,3レースと悪くなって行きますが、多くの競馬場ではコースを使い分けているようで、3レース単位ぐらいで波を打ちます。また,当然の事ながら馬場状態によってタイムは違いますので、この因子も作っています。

新潟の芝直線1000mの基準速度

新潟の新装再開については、非常に梃子摺りましたが、その成果として直線1000mの基準速度とそれから求めた推定タイムが求まりましたので、アップします。

新潟芝直線1000mの基準速度並びにそれより求めた推定タイム

上がり速度 1102m/min 32.7秒
ペース速度 1074m/min
走破速度  1091m/min 55.0秒

なお改修前の99年の2回のタイムは

上がりタイム      33.2秒
走破タイム       56.0秒

因みに芝2000mは

2001年1回 上がり 35.5秒 走破 1分56.9秒
1999年1回 上がり 34.8秒 走破 1分59.6秒

でした。

ねこやなぎさんへの回答

コーナー数は現在のバージョンでは考慮されています。理由は現在バージョンの基準速度のカテゴリー設定は

芝ダート別で開催年度・開催場所・回次・距離・右回り左回り内外になっていますので、コーナー数のみならず、コースの坂の高低、開催季節などが自動的に定義されてしまうからです。出来れば仮柵移動まで取り入れれば理想てきですが、ここまで細分化すると観測度数が減ってしまって求めた値の信頼度が低下すると考えられますので行っていません。